チョコボGPやってみた!レビューです。
チョコボGP
2022年3月10日に発売されたチョコボGP。
プラットホームは任天堂スイッチ限定。
簡単に言えばマリオカートのFF版。
1999年3月18日にプレイステーションで発売された「チョコボレーシング」の後継です。
子供の頃にハマってよく遊んだので、思い出として強く残っているゲームです。
ストーリーモードのエンディングテーマ「こころのたからばこ」は、おじさんになった今聞くとウルっとしてしまいます。
音楽はFFですが植松信夫さんではなく、ロマサガでおなじみの伊藤賢治さんがアレンジを手掛けていました。
FF8の発売と近い時期だったので、隠しキャラとしてスコールやインビンシブルなどが使えた記憶があります。
チョコボGPも、「チョコボの不思議なダンジョンシリーズ」に登場するキャラクターが多く登場するようです。
そして条件を満たせばクラウドやスコールなど、FFシリーズのキャラクターも使えるようになるみたいです。
予約購入したので、レビューをしていきます。
ストーリー
このモードは物語を進めてクリアを目指すモード。
プレイするメリットとしては、使えるコースやキャラクターが増えていきます。
そして各章のレースではクリア報酬、ミッション報酬がありチケットが手に入ります。
チケットはチケットショップにてキャラクター、カラー、車両などに貼るステッカーなどと交換することができます。
キャラクターに関しては、ストーリーをクリアするだけで使えるようになるキャラクターと、ショップにてチケットと交換で使えるようになるキャラクターがいるようです。
また、レース中コースに落ちているクリスタルを一定数集めれば、チケットを手に入れることもできるようです。
スピードがゆっくりなビギナーと、速いスピードのマスターを選ぶことができますが、どちらを選んでも獲得できる報酬は共通なので、好きな方を選べばOKみたいです。
しかしぜんぜん勝てません・・・
僕が下手くそなだけかもしれませんが・・・。
基本的には各章で敵役となる相手より早くゴールすればいいのですが、なかなか勝てません。
魔石などにやられるとかなりのタイムロスとなるため、運しだいですね。
そして合間合間に入る演劇は割と長めです。
まずはこのストーリーモードをクリアし、使えるコースやキャラクターを増やしていくことからです。
タイムアタック
タイムアタックはコースを覚えるのに有用です。
邪魔するものはおらず、一人で自己ベストを目指して走ります。
どのコース取りをすれば速く、そして円滑に走れるのかを研究することができそうです。
※しかしストーリーで解放したコース以外は走れません。
※まずはストーリーでコースやキャラクターを解放してからの方が良いかもしれません。
・あらかじめ「ターゲット」(目標となるゴースト)が用意されており、これに勝つとアイテムチケットを獲得できるようです。
とりあえずやってみましたが、ぜんぜんゴーストにはついて行けませんでした。
始めてすぐなので、まだ操作ミスやらでグダグダになってしまう段階です。
しかしシドのテストコース、ビギナーのゴーストにはギリギリ勝てました!
選択するマシンはトップスピードや加速力が速い方が良いですが、まだ1種類しかありません。
そのうちタイムアタックに適したマシンが増えると思うので、もっと速いタイムが出せると思われます。
シリーズレース
このモードは、4レースを走り総合ポイントの一番高かったキャラクターが優勝となるグランプリです。
最初はゴブリンシリーズしか遊べませんが、総合1位となれば次のシリーズも遊べるようになります。
これもやはり最初はコースが分からないため、ストーリーモードで使えるコースを増やし、タイムアタックで練習してからの方が良いかもしれません。
カスタムレース
このモードは、自分で好きな設定にしてレースを行うことができます。
クラス、魔石のありなし、CPUの強さ、コースセレクト、レース数などをいじれます。
レース数は最大21レースまで設定できますが、さすがに21レースやるのは大変そうです。
チョコボGP
おそらく多くのプレーヤーが一番時間を割くのがこの「チョコボGP」モードだと思われます。
・オンラインでマッチングした相手とのレースをします。
・最初はEntry64から始まり、1レース8人×8レースで各レースの4位以内に入ったプレーヤーが次のレースへ進み、5位以下のプレイヤーは脱落となります。
・Select 32、Semi-Final 16、Final 8と勝ち上がっていき、優勝を目指します。
5回ほど挑戦してみましたが、Semi-Final 16止まりでした。
まずはストーリーモードを進め、様々なコースを使えるようにして覚えなければ勝てないなと思いました。
※オンラインは怖いという方もいるとは思いますが、コメントなどはなくギスギスしない作りとなっていました。
・オンラインで遊ぶこのモードは、有料のNintendo Onlineに加入していないと遊べません。
・ミッションも用意されており、デイリーやウィークリーで更新されるミッションをクリアすればギルがもらえます。
・ギルを貯めればショップにてアイテムと交換できます。
・2022年3月10から5月16日14:59分まで、イベント「シーズン1」が開催されているようです。
・ログインボーナスとして800ミスリルがもらえるため、プライズパスを手に入れてからチョコボGPをプレイし、レースに参加すると上がっていくプライズレベルを60まで上げれば、クラウドが使えるようになるみたいです。
長き道のりです。
・ギルを集めて交換すれば、スコールも使えるようになるようです。
・そしてプライズパス所持者はギルの獲得量も増えるみたいなので、早めに入手しておいた方がおトクです。
マルチプレイ
このモードは、オンラインまたはローカル通信にて他のプレイヤーと遊べるモード。
僕は友達や知り合いなどがいないため、まったく縁のないモードとなっております。
ショップ
ショップはキャラクター、カラー、ステッカー、壁紙など、様々なアイテムと交換することができます。
・チケットショップはオフラインにてストーリー、タイムアタック、シリーズレース、カスタムレースなどを遊べば得られるチケットと交換できます。
※レースにてクリスタルを一定数集めればチケットがもらえる。
・ミスリルショップはニンテンドーeショップにて有料で購入することができ、購入したミスリルで様々なアイテムと交換できます。
※セールとなっているアイテムについては、定められた期間中であれば割安で交換できるようです。
・ギルショップは、オンラインレースであるチョコボGPにてミッションをクリアするともらえるギルと交換で、様々なアイテムが手に入ります。
まずは3000ギル貯め、「スコール」を使えるようにしたいところです。
操作の基礎知識
ほぼチョコボレーシングと一緒です。
・スタートブースト:スタートのカウントダウンで2になってからアクセルボタンAを押したままにすると、スタートダッシュができる。
※押すタイミングによっては、長くブーストがかかるみたいです。
・ドリフト:走行中Lスティックを傾けたままRを押したままにすると、ドリフト走行ができる。
・ドリフトスパーク、ドリフトブースト:ドリフトを長く続けていくとスパークが起こり、3段階あります。
※ドリフトスパークが起こっている状態でRを離すと、ドリフトブーストとなりスピードが一定時間上がります。
・エアトリック:ジャンプゾーンを通過中Rを押すと、キャラクターが空中でポーズをとり、着地したときにダッシュします。
※タイミングが良ければスーパーエアトリックとなります。
・ホイルスピン:アクセルAとブレーキBを同時に押すとゆっくり進めるようになり、急な方向転換が可能となる。
※壁などにぶつかって方向を戻したいときに有用なようです。
・後方確認:Xボタンを押すと、後方を確認することができる。
・アピール:Lスティックを押し込むと、キャラクターがポーズをとる。
・クリスタル:コースに落ちているクリスタルを拾うとスピードが上がりますが、魔石などの攻撃でクラッシュすると落とす。
・マジカルエッグ:魔石を手に入れることのできる金、銀、銅のマジカルエッグ。
※金は同じ魔石2つ、銀は持っている魔石と同じものを1つ、銅はランダムに1つ。
・魔石:魔石はLボタンで使うことができ、同じものを取れれば3段階までレベルアップする。
・アビリティ:キャラクター固有の必殺技で、時間が経過すれば使えるようになり、Yを押すと発動。
・警告表示:黄色びっくりマークは魔石攻撃に狙われており、赤びっくりマークはアビリティ攻撃のターゲットになっている場合表示される。
この辺りを頭に入れておくとレースに勝てるようになるかもしれません。
少し遊んでみた感想
まずはストーリーモードで使えるコースを増やし、覚えることが勝利への近道。
オンラインのチョコボGPに関しては、タイムラグなどのストレスもなく、発売されてすぐということもあり、マッチング(対戦相手)もすぐにできます。
チョコボの不思議なダンジョンを遊んでいないと分からないキャラクターがいます。
キャラクターが可愛らしいです。
マリオカートみたいなレースゲームをFFキャラクターで遊べるというのは、FFファンにとっては嬉しいです。
人気キャラであるギルガメッシュもストーリーモードで最初から絡んできますし。
チョコボレーシングでは、キャラクターは1人ずつ増えていきましたが、チョコボGPでは一気に数人が仲間になります。
かなり多くのキャラクターが参戦となっているようです。
チョコボの不思議なダンジョンではシロマがヒロインとなっている感がありますが、今回はカミラがかなり目立つ立ち位置です。
チョコボだけは言語を喋りませんが、他のキャラクターは音声付きで言語をしゃべることも、チョコボレーシングから23年ほど経ち進化を感じさせます。
こういうゲームはすぐに飽きてしまいがちですが、オンラインのチョコボGPが主役となり、カジュアルに遊べるため気分転換になりそうです。
ミッションもありますし。
一日数十分の短時間ゲームプレイでも遊んでいけるゲームだと思います。