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テイルズオブアライズやってみた!その8(ネタバレあり)

レナの星

レナの星の実態は間もなく滅びる死の星でした。

レナの星が体のようなもので、星霊力が集まり意志をもった存在である「星霊」。

星霊は生き残るため、豊かな星霊力(食べ物)があるダナから星霊力を得たい。

なのでレナ本国の先住民であるヘルガイムキルを使役し暗躍させ、領戦王争(スルドブリガ)などを起こした黒幕でした。

ダナの星が星霊力を吸い取られれば、レナの星のように死の星となってしまうため、アルフェンたちは最終決戦へ向かいます。

ダナで奴隷労働を強制され、星霊力を全て失った人々は「虚水」となりましたが、このレナの星も先住民であるヘルガイムキルの虚水が満ちています。

海になっているほどの量なので、膨大なヘルガイムキルさんたちが星霊に星霊力を搾取されてきたことが見て取れます。

星霊は中心にいるみたいなので、文化の残骸である遺跡を辿り、地下に降りていきます。

ここでもズーグルが生息しており、星霊の意のままに動くヘルガイムキルも襲ってきます。

昇降機があり、操作すると敵が次々と出現するバトルになります。

難易度ハードで遊んでいるため、結構なキュアポイント(CP)を消費してしまいました。

オレンジグミなどCPを回復できるアイテムを買えるだけ用意してこないと、ファストトラベルポイントにたどりつく前に尽きてしまうかもしれません。

戦闘で逃げれば良いですが、より強い武器を作るための素材が手に入るため、できるだけ戦っていきます。

小型の敵はCPの消費が少ないですが、大型の敵はボス並みに強力なため、CPの消耗が激しいです。

一戦一戦時間がかかります・・・。

大調整漕群遺構

そこそこ降りていくと広間に出ます。ここはダナ人を連れ去り、レナ人として作り替えてきた施設で、現在は墓場になっているようです。

膨大な数の遺体が並んでいるので、気の遠くなる期間続けられてきたことが伺えます。

バルクリニムス

広間の中央に到達するとボス「バルクリニムス」との戦闘です。

4本の足があり、本体は中央にあります。

飛び上がって踏みつけてきたり、引っかかれたりビームを撃ってきたりで、奇抜な攻撃を仕掛けてきます。

動きを覚えるまでは回避が難しいため、リンウェルやシオン、テュオハリムで距離を取り、術で遠隔から攻撃をしていくと楽です。

固まって攻撃するといっぺんに味方が倒されてしまうかもしれません。

アルフェンのブーストアタックで怯ませることができます。

倒すと転送装置を起動させることができ、入り口にワープすることができます。

ファストトラベルポイントにもなっており、グミなどを補充するためいったん引き返します。

レナの星霊力は一点に集中するタイプなので、一つの個体(星霊)として大きな存在となっています。

しかしダナの星霊力は世界中に満遍なく散開しているので、ダナ人たちの中に少しずつあるようです。

なのでダナの人々が同じこと(星霊を倒すこと)を考え力を合わせれば、星霊力(星霊さん)を封じ込めることができるレナス=アルマを使わなくても、星霊を倒すことができる方法があるかもしれないと。

分からない部分が多いため、結局はレナス=アルマが見つからない場合、シオンの中に星霊を取り込み、シオンと一緒に葬ることでしが倒す方法はない。

シオンは覚悟を決めていますが、不安な表情です。

道中、リンウェルは星霊力が集中する場所を発見し、危険を冒して星霊を知ろうとします。

星霊はレナの星を体とする生命体のようなものなので、生き延びるため必死に食べ物である星霊力を求めています。

そしてダナとレナの2つの星は、本来一つの星として生まれるはずだったと。星霊さんはダナと一つになることを望んでいるようです。

一つになる前に自身が消えてしまうかもしれないことに怯えているようです。

アルフェンとネウィリが行った「招霊の儀」のとき、レネギスに星霊が降臨し、ネウィリの中に一端(茨)が宿ってしまいました。

ネウィリの子孫であるシオンは茨を継承し、致死ダメージを受けても死なない不死の体となっていましたが、それは星霊の一端(茨)が器となっているシオンを守っていたのではないかと。

悪意とかは無く、ただ単に死を恐れている生物が「星霊」の正体だと思われます。

最奥の前に6つの属性に応じた転移装置があり、3つ解放すれば入り口への転送装置が解放されます。

最終決戦の前にグミを補充し、最上の準備を整えて向かいます。

最奥に進むとレナス=アルマを発見しました。しかし巨大な生物が現れレナス=アルマを飲み込んでしまいました。

これが「星霊」が自身を守るため実体化した「究極の奪う者」の姿です。

レナの星霊

床から胴体だけ出したような姿をした「星霊」との戦いです。

近接攻撃をしていると周囲に黒紫のものを展開し、ダメージを受けます。正面からの近接攻撃は危険ですが、背面に回り込み攻撃をしていくと比較的安全です。

ぼーっとしていると黒紫の落雷のような攻撃を受けます。かなりのダメージなので、おさまるまでは回避に徹した方が良いです。

リンウェルとシオンは遠隔攻撃が得意なため、この2人に主な攻撃、回復を頑張ってもらい、自身は戦闘不能にならないように立ち回った方が良いかもしれません。

体力を半分まで削ると、各属性のボールのようなものが現れます。

読みにくい小さなモーションで突進してきます。避けるのは難しいですが大ダメージを受けます。

星霊術でも攻撃してくるため、なかなか星霊に攻撃ができません・・・。

レイズデッドやライフボトルで復活させてもすぐに倒されてしまうため、消耗が激しいです。

アラガイ奪ウモノ

レナの星霊に勝ちましたが、逃げられたので追いかけます。生存をかけてより強力な存在となるため星霊力を取り込んでいく星霊。

手下のズーグルによって妨害を受けます。ズーグルを倒すと星霊力の吸収を止め、再び戦闘に突入します。

何となくテイルズオブグレイセスのラムダに似ている気がします。

まずは両手のコアを攻撃していきますが、天からの黒紫攻撃により瞬殺されてしまいます。

両手のコアを破壊したら、最後はお腹のコアを壊しにいきます。周囲に黒紫を発動させ、茨で壁を作ったりするため、避けなければ危険です。

定期的に秘奥義の「ブラックホール」使ってきます。

これはどこにいても消えるまでダメージを受け続けるため、くるくる回って回避行動をしなければ危険です。

アラガイ奪ウモノに勝ち、レナス=アルマを取り戻すことができました。再生してしまう前に閉じ込めたいところですが、儀式の最中横やりが入ります。

ヴォルラーンが現れ、レナス=アルマが奪われてしまいました。

星霊が再生してしまうため、やむを得ずシオンは巫女の力で自らに星霊を取り込み封じます。

「王」であるアルフェンとヴォルラーンの最後の一騎打ちです。

攻撃方法はガナスハロスのペレギオンで戦ったときと同じです。黒紫の衝撃波のようなものはジャンプすれば簡単に回避できます。

奇抜な動きで襲い掛かってきますが回避に徹し、動きが止まったら攻撃を加えていきます。

ブーストアタックを使えば怯ませることができます。

体力を半分まで削るとカットシーンが入ります。

ヴォルラーンもアルフェンと同様に苛酷な奴隷生活を送ってきました。

その憎しみからくる、自身が「支配」されないために自身が「支配」する世界を築き上げたいヴォルラーン。

しかしこの方法では支配されるものが再び立ち上がり、憎しみの連鎖となり、終わりのない戦いになってしまいます。

「赦す」ことがそれを終わらせることのできる方法だと説きますが、ヴォルラーンは聞く耳を持ちません。

再び戦闘の続き。

ここからはやりたい放題できるので、体力を気にせず攻撃あるのみです。

ヴォルラーンを打ち負かしますが、ここでアルフェンは炎の剣を置きます。

ヴォルラーンが道を誤ったのは強い力を得てしまったから。支えてくれる仲間がおらず孤立してしまったからと。

支えてくれる仲間がいたアルフェンですが、自身もヴォルラーンのようになっていた可能性もあると。

アルフェンはヴォルラーンを「赦す」ことによって、憎しみの連鎖を止めようとします。

しかし全ての人がアルフェンのように強いわけではなく、ヴォルラーンもその一人です。

「哀れんで赦す。まさしく強者の所業よ!」

「たとえ世界を救い、虫の良い夢を思い描こうと、これより貴様が歩むのは、裏切りと失望に満ちた汚辱の道」

と吐き捨て、レナス=アルマを破壊して自爆してしまいました・・・。

どちらの気持ちも分かりますが、結局は孤独な人より支えてくれる人がいる方が強者となる気がします。

シオンを犠牲にせず星霊を倒すことを目標に頑張ってきたのに、ここにきてアルフェンの甘さが出ました。

「シオンを助けるためにヴォルラーンに止めを刺そうよ・・・。」

とか思いながら・・・。

レナス=アルマを失い謝罪するアルフェン。

「謝罪するくらいならヴォルラーンを倒してレナス=アルマ回収しようよ・・・。」

そのためにここまで頑張ってきたんでしょうよ・・・。」

とか思います。このシーンは賛否を呼びそうですねぇ~。

シオンは自身ごと星霊を葬って欲しいとアルフェンに言います。

しかしここでアルフェンがひらめきます。

星霊がダナから星霊力を吸い取るときに作った道が残っており、ダナの意志(ダナに住む人々がアルフェンたちを助けたいと思う意志?)に呼びかけます。

そしてレナの意志(星霊)は邪悪ではなく、ただ単に「生きたい」という純粋な気持ちをもっている存在。

全てを犠牲にせず救う方法で解決をしたいのがアルフェンという男です。

このゲームのテーマは「奪う」や「赦す」なのかなと思いました。

シオンの巫女の力、そしてアルフェンの王の力により強い光を送り、ダナの人々に訴えかけます。

小さな一人ひとりの意志が大きな力となり、天の楔を伝ってレナまで届きました。

ダナの「意志」を受け取り炎の剣にまとい、シオンに突き刺します。

シオンの中に宿っていた星霊と茨は破壊?分解?され、シオンを苦しめてきた「茨の呪い」から解き放ちました。

やっと全身で体温(愛)を感じ取ることができるようになったシオンです。

そしてダナの星とレナの星は引き寄せあい、星霊の望みであった「ダナと一つになること」も成し遂げたようです。

星霊さんはどうなったのでしょうか?

レナの星霊さんを消滅させると「ダナと一つになる」ことはできないため、分解してダナの一部になったと考えれば良いのでしょうか?

僕は考察できる脳をもっていないため、はっきりとしたことは分かりません・・・。

長かったですが、エンディングまでたどり着くことができました。

主なキャラクターはモーションアクターが担当しているんですね。

お金がかかっています。

さすが実寸大のガンダムを作る企業です。

ヴォルラーンはモーションアクターがいないようです。

リンウェルもシオンに触れることができました。

「茨の呪い」が解け、ようやく他者に触れることができるようになったシオン。

慈愛に満ちた表情です。

死にゆく星「レナ」を取り込んだダナの風景は、色とりどりの花に彩られた世界となりました。

終わった~。

シオン、リンウェル、キサラが料理をするシーン。

テュオハリムとアバキール、フィアリエの3人でバイオリンを弾くシーン。

アルフェンとシオンは結ばれ一軒家を持ち、仲睦まじく生活を送っているシーンが流れます。

エクシリア2とは違い、みんながハッピーエンドで終えるお話でした。

感想

何となくグレイセスに似ているなと思う箇所があり、星霊はラムダやフォドラクイーンに似ていると感じました。

戦闘に関しては、今までのシリーズより少しテンポを下げ、コンボがつながりやすくなって爽快感が出た気がします。

その反面、今までより戦闘の難易度は下がった印象です。

僕はYoutubeやニコニコ動画でアップロードされている、戦闘を極めた猛者プレイなどはできませんが、初見で難易度ハードから一度も下げることなくクリアすることができました。

過去テイルズシリーズのミニゲームは難しく、イライラしながら頑張っても大したものが手に入らないため、ほぼやってませんでしたが、アライズのミニゲームは釣りくらいで簡単でした。

なので過去作のミニゲームが好きだった人は、アライズでは物足りなさを感じるかもしれません。

誰でも遊べるゲームに調整され、幅広い層に遊んでもらうことを意識して開発されたことが伺えます。

久しぶりに完成度の高い作品を遊んだなといった印象です。

戦闘は爽快でダレずに楽しく遊べましたが、それでも他のゲームよりは多いと思います。

面倒な人はダウンロードコンテンツでレベルアップをさせることができるため、お金の力で時間を節約することもできるようです。

今までのシリーズと同様、エンディングを見終わるとクリアデータを保存することができ、新たなクエストや裏ダンジョンなどのやり込み要素、強さなどを引き継いで最初からプレイすることなどできます。

クリア時のレベルは57、クリアタイムは68時間36分32秒でした。