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「SCARLET NEXUS」ユイト編をクリアした感想!

バンダイナムコの新作ゲーム「SCARLET NEXUS」。このゲームは男女2人の主人公がおり、最初に選んだ方の視点で物語を進めていきます。

僕が選んだのは男の方の「ユイト・スメラギ」。彼は名家であるスメラギ家の次男であり、父は評議会議長、兄は国家防衛委員長。

ユイトは超脳力の才能はあまりありませんが、幼い頃「怪異」に襲われかけた時「怪伐軍」の兵士に助けられ、それがきっかけとなり怪伐軍に志願し、新兵となったところから物語が始まります。

物語のキーになってくるのは「怪異」と呼ばれるモンスターです。成層圏辺りにある「断絶の帯」と呼ばれるところから現れることは知っているが、なぜそこから現れるのかは分かっていない状況の中、物語が進んでいきます。

物語が進むにつれ「怪異」の正体や、ユイトが住む国「ニューヒムカ」や「セイラン」、「トゲツ」という宗教団体の目的や裏の部分も分かってきます。

ネタバレになるので物語の部分はスルーします。

戦闘面

主人公であるユイト、カサネは共に「念力」を駆使して戦います。廃墟などでは様々な物が放棄されているため、念力によって物体を持ち上げ相手にぶつけることによって攻撃していきます。

しかし基本ユイトは刀、カサネは扇で攻撃をしていきます。念力は無制限に使えるわけではなく、ゲージが無くなると回復するまでは使えないため、武器で攻撃しながら合間合間に念力で攻撃していくという形です。

計10人の仲間がおりますが、操作できるのは選んだ主人公だけです。他のキャラクターは主にユイト、カサネを援護しながらの立ち回り。

ユイトの幼馴染である「ハナビ」は火の使い手であり、ユイトやカサネと「SAS」という管のようなもので脳をつなげることによって、火の力で敵を炎上させたりして優位に戦っていきます。

他にも様々な特殊能力を使って主人公をサポートしてくれます。戦闘でパーティーに入れて一緒に戦ったり、アイテムをプレゼントして評価を上げていけば、さらに戦闘面で優位になる特技を使えるようになっていきます。

操作性は快適で、攻撃・回避動作などもスムーズに進行していくので爽快感があり、テイルズオブヴェスペリアのフェイタルストライクのような演出「ブレインクラッシュ」もあります。

レベルが上がったら「BP」が貯まっていき、「ブレインマップ」画面で様々な能力を解放していくことによって、芸達者になっていきます。

脳駆動(敵を倒したりするとゲージが貯まっていき、全て貯まると自動的に発動(攻撃力や速さなどが上がる)や、脳内空間(ブレインフィールドと呼ばれ、脳駆動状態を経験すれば任意のタイミングで発動できる空間)のスキルはあまり実用性が無いため、後回しで良いと思われます。

ブレインフィールドはスキルを習得しなくても非常に強力なため、主に強敵との戦いで使いたいところです。敵の体力が多く面倒だなと感じたら脳内空間を発動すればササっと倒せます。

ユイト編をクリアしたのは60レベルほどで、上の方のスキルは全て取れました。

難易度はノーマルでクリアしました。戦闘は難しそうに思えてそこまで難しくはなく、戦闘を重ねることによって敵の弱点が分かってきます。

しかしぼーっとしていると一気に体力を削られ、「あれっ!」となった瞬間ゲームオーバーとなり、セーブポイントやオートセーブからやり直しとなったことも5回ほどありました。

いちばん混乱したのはSASで味方とつなげるときのボタン操作でした。中盤~終盤まではユイト隊、カサネ隊に分かれてそれぞれ立ち回り、合流してからは計9人の特殊能力を借りるためSASでころころと変えていかなければならないです。

アイテムは十字キーの左右で選択し、下で使用という方式なのですが、使いたいアイテムを選んでいる時に攻撃を受けやすいため、走って敵の攻撃を避けながらじゃないと危険でした。

ナニナニをしながらナニナニをするという操作が求められるため、苦手な人は苦労するかもしれません。

クエスト

ユイト編を遊んでいる場合、クエストは主にニューヒムカやムスビーズという飲食店、怪伐軍病院などで受注することができます。

カサネ編であればおそらくセイラン市でクエストを受注することになると思われます。クリア後のデータをロードすれば、全てのクエストをクリアすることができました。

一部分かりにくいクエストもありましたが、攻略情報などを見なくても自分の力で全て解けました。主に怪異を討伐してきてほしいといった内容のクエストでした。

分かりにくかった・苦労したクエスト

・トゲツへ行きたくて:セッション・パウンドを脳駆動(ドライヴ)中に、5体倒す。

※脳駆動は発動してから効果が切れるまでが早めなので、セッションパウンドが生息している場所で発動するように気を配らなければならないため苦労しました。

※そしてセッションパウンドは近づくと爆発しますが、爆発で倒した場合カウントされなかったため、アラシさんの超高速を使わなければ倒すのは難しいと思われます。

・五里霧中:ミッシン・パウンドを追い打ち念力で、3体倒す。

※キョウカさんの複製を使い、物体を念力でぶつけてダウンさせ、その状態で再び念力攻撃をすればOKでした。

・長年の経験から:スリッピー・チナリーを見切り念力で、2体倒す。

※見切り念力はツグミさんの透視を使い、攻撃をギリギリで避けた後に念力攻撃をすれば発動しますが、スリッピー・チナリーは体力が多いため体力をギリギリまで減らさなければならないです。

※ハナビさんの発火を使い、スリッピー・チナリーを炎上状態にすれば上手いこと体力をギリギリまで減らせました。

※他のキャラクターがトドメを刺してしまうとぐったりくるので、作戦を「回避に徹しろ」にしておけば良いです。

・展覧会の成功のために:マラブー・ペンドゥを叩きつけ攻撃で、4体倒す。

※マラブー・ペンドゥは素早く飛び回るため、アラシさんの超高速やルカ君の瞬間移動が有効です。

※ジャンプして攻撃し、空中でY・△ボタン長押しすると叩きつけ攻撃ができます。

・重大な任務:バディ・ラミィを複数同時にブレインクラッシュで、2体倒す。

※バディ・ラミィを複数同時にブレインクラッシュさせるには、ゲンマの硬質化を使いダメージを受けなくしてバディ・ラミィを近くにひきつけ、Y・△長押しの広範囲攻撃で同時に攻撃することによって可能です。

※プラグイン「クラッシュ特化」を装備すればクラッシュ効果を10%アップすることができます。

感想

戦闘面は難しすぎず爽快感があり、あまりストレスを感じることなく遊べました。

ストーリーはネタバレになってしまうためスルーしますが、「レッドストリングス」という能力で過去、未来に行って様々なことを解き明かしたり、月が関係してくるので壮大です。

しかしエンディングを終えても肝心の月の状態が分からないためモヤモヤしました。続編があるのであればおそらく月の状態を描いてくれると思われますが。

ユイトは好青年でスッキリした性格なので好感が持てます。最後まで綺麗でいるキャラクターです。一方カサネは私的な感情のため、非人道的な行いを黙認するようなところがあります。

結構重要な部分でカサネ編を進めないと見れない部分もあるため、次は難易度をハードにしてクリアデータを引き継ぎ、カサネ編を遊んでいこうと思います。

カサネ編を先にクリアした人はユイト隊と別行動しているときのユイト達が分からないかもしれません。

2回クリアしなければならないため、幻想水滸伝3のように各主人公を交互に進めていける作りであれば良かったなと思いました。

エンディングでのある人物の行動により大きな災いが取り払われた形ですが、どういう行動をして救ってくれたのかが描かれていないため、ここもモヤモヤしました。

アニメのSCARLET NEXUSでは描いてくれるのでしょうか。

アニメですが、配信開始は7月1日と表記されていたので、アマゾンプライムで「スカーレットネクサス」と検索してもヒットせず「あれっ?」となりましたが、「SCARLET NEXUS」と入力するとヒットしました。

このアニメを見たいがためにアマゾンプライムを選びましたが、ひやっとしました。

アニメとの連動

物語を進めると飲食店「ムスビーズ」の店長から連絡があり、政府の暗部を追っているミミさんという人物と会うためには、暗号を入力しなければならないといった内容のブレインメッセージが届きます。

これはアニメと連動した企画の様で、アニメ各話のどこかに暗号が隠されているので見つけ、それをパスワードとして入力していけば進めていけるようです。

7月4日時点では1話が放送、配信され、1話目を全部見ましたが見つけられませんでした。再度視聴してみても全然わからない・・・。僕が苦手なだけ?

何度も何度も見返して自力で見つけたいところです。