ヤナブのカラルディア統一日記 その2 Mount&Blade II BannerLord
ウランジアとの戦いへ
長い戦いの末、アセライ領を制圧した。次はバタニアを制圧した北西の一大勢力ウランジアとの戦いに突入。
クラン数も15と多く、大規模な軍隊を複数組んで各地を暴れる危険な存在だ。
前回アセライから奪ったクヤズの町。
さっそくウランジアの2000を超える軍隊がやってきた。
我が軍は1200ほどしかいなかったので守れず、奪われて幸先の悪いスタートになってしまった。
近くのトゥビリス城も別の軍隊に奪われてしまい、さらにその足でアセライ領の城を攻め落そうと軍を進めてくる。
正面からぶつかっても負けるので、敵が目標としている城に立てこもり籠城作戦。
城や町を攻め落すには2倍から3倍の兵力がいるので、2つの軍隊とも上手く潰すことができた。
捕虜にした貴族たちは城や町の牢に放り込み、脱獄か貢物が支払われる形で釈放されるまではおとなしくしてもらう。
まだ防備の薄いクヤズとトゥビリス城を奪い返し、遠征に来た敵軍を叩いて攻勢が弱まったので、すこし背伸びをして敵の町を攻め落しに行こう。
クヤズから北に進んだ町オルティシア。
この町はもともと西帝国が領有していたが、ウランジアに奪われていた町。
防衛部隊は500ほどでそこそこ多いが、敵が弱った今であれば攻め落せる。
1000ほどの敵軍が防衛に来たが我が軍の兵が上回り、オルティシアを奪うことに成功した。
オルティシアを奪って補給拠点ができたので、近場のガロンター城も奪ってひとまずは様子を見る。
これ以上北に行ってもウランジアの領地である以上戦い続けるのは難しいので、西帝国やスタルジアとの戦いの様子を見ながら進めていかなければならない。
現在の戦況
私ヤナブの父テケスムサアリはもともと農民の出。
南帝国の家臣となって領地を与えられ、フーザイトの領地を制圧した。
その後与えられた領地を中心に南帝国から独立し、カラルディアという国を立ち上げた。
しかしフーザイト領を制圧し、南帝国やアセライと戦っていた最中、志半ばで病に倒れ亡くなった。
その後を引き継いだ叔父ナザノスも老衰で亡くなり、その後を引き継いだ私は南帝国領、アセライ領を制圧して今に至る。
これから最大の敵となるであろう北西のウランジア。
そして中央の領地を領有する西帝国、北の領地を領有するスタルジアが大きな敵。
3つの勢力で共通しているのはクラン数が多いこと。
クラン数が多ければ多くの軍隊を組めるので、1つ叩いても繰り返しやって来ることが厄介。
私が今いる場所はウランジアや西帝国との国境沿いで激戦区なので、私が離れると一気に領地を奪われてしまう危険性があり離れられない。
スタルジアに関しては北東を攻めてくるが、味方の軍隊に任せてなんとか現状維持で耐えている。
南帝国やアセライを制圧できたのは、領地を奪っていくと敵側に領地を領有できていないクランができ、そのクランは税収が無くなり資金が少なくなる。
そしてそのクランのリーダーを運よく説得できれば比較的安く引き入れることができるので、相手の戦力を味方に変えて削っていく方式で、徐々に弱らせていき制圧できた。
なので西帝国やウランジアとの和平が成立したら、敵勢力から町や城を領有していないクランを探し、説得して味方に引き入れていけば、敵戦力を削って味方を強化していく形で領地を拡大していけるはずだ。
おそらく最後はスタルジアとの戦いになるだろう。
残党勢力アセライのクラン「フェン・ダーンギル」を引き入れる
兵士を集めるため町や城を行き来しているとき、フェン・ダーンギルを率いるフィオナラがいた。
彼女をダメもとで説得してみたら運よく成功したので、53万8537を支払うことで味方に引き入れた。
しかしこのクランは隊員が3人しかいないので、後継者が少なく戦死などでクランが崩壊してしまうこともあるかもしれない。
私のクランに女性がいるので、お嫁に出せば後継者が生まれるかもしれないが・・・。
ウランジアとの戦いを諦め西帝国との戦いへ
クヤズとオルティシアを行き来して防衛に明け暮れるも、ウランジアの大規模な軍が繰り返しやって来るのでキリがない。
そして1500人を超える軍隊が3ついっぺんに来たので戦意喪失する。
長い戦いを経て制圧したアセライ領だが、私の軍隊だけでは守り切れないので放っておき、まずは西帝国を制圧することを目標に切り替えていく。
西帝国もクラン数が多く繰り返し軍隊がやって来るので、1つ町を奪ったら駐留部隊を補充し簡単には落とし返されないようにする。
そして町や城を領有していない不遇のクランを西帝国から探し、引き抜いて戦力を削ぐことで領地を広げていくことが目標。
まずは西帝国と取り合いになっているボロスを攻め落し我が領地とする。
ボロスの駐留部隊に300人ほどを配備して簡単に攻め落されないよう補強し、和平を締結したら西帝国のクランを手当たり次第口説いていく。
東から順に攻め落し、防衛に来る敵軍も叩き捕虜にして戦力を削っていく。
敵の攻勢が弱まったので防衛の要であるゼオニカを攻め落す。
スピードを重視して立ち回り、アセライ領で重点的に戦ってほったらかしにしていたつけを清算する。
ここでいったん和平を締結し、体制を整え再び西帝国との戦い。
次は防衛部隊1200ほどで西帝国で一番強固な町ロタエを攻撃。
2000ほどの兵士でなんとか攻め落すことができた。
これでとりあえずは中央の領地を制圧したが、まだ防衛部隊1000人ほどのディアティマが残っている。
ここは次の戦いで攻め落し、西帝国に引導を渡してやろう。
ここまでくるともうどの勢力とも戦争状態。
幸い味方クランは22あるので、そこらかしこで勝手に立ち回ってくれている。
地道にクランを引き入れてきた努力が報われた。
西帝国に再び宣戦布告をされた。
ロタエは私が統治することになったので、駐留部隊を多くして簡単に攻め落されないようにする。
しかし周りの村を焼かれ、貴族を捕まえて牢屋に放り込んでも次から次へと別の貴族が焼きに来る。
そのせいでいつまで経っても食料が底を尽いた状態で民兵が増えない。
これはさらに周りの城や町を攻め落し、領地を増やしていくことによって防ぐしかない。
ウランジアとはずっと戦っているので、相手は疲弊して攻勢が弱っている状況。
ウランジア領の目と鼻の先であるラゲタまで攻め落し、西帝国最後の町であったディアティマも味方が攻め落した。
かなりの範囲を我が国の領地とし、この勢いで一気にウランジアの領地を攻め落していくとしよう。
防衛を諦めて放っておいたアセライ領。
どこまで侵攻されるかと思っていたが、一時はアスカーやカシーラ、イヤキスまで攻め落されるも、味方軍隊が頑張ったおかげで持ち直し、クヤズ以外は取り戻した。
敵地での兵士の雇用や補給が滞りやすい遠征がいかに大変かを思い知ったことだろう。
ウランジア、スタルジアとの最後の戦いへ
まずは味方軍隊がバタニアの領地だった町や城を攻めたので、私の軍も味方を援護しながらバタニア領の町や城を攻め落すことにした。
一気に攻めても大丈夫なのか不安だったが、敵が弱ったままなのでこの勢いで畳みかけていけばカラルディアの戦争を終わらせることができそうだ。
バタニア領を我が国の領地とし、さらに西のウランジア領まで侵攻する。
東のスタルジアは味方の軍隊が立ち回って五分五分の状況。
押せ押せで責め立て、割と短時間でウランジア領も制圧することができた。もう一息だ。
スタルジアを攻めようと部隊を招集し、軍隊を構成しているところで私は病に倒れる。
50歳を過ぎそろそろ死期が近いことを悟ってはいたが、あともう少しでカラルディアを統一できるところでの不治の病。
父テケスムサアリや叔父ナザノスから受け継いだ、カラルディアを統一してこの地に平和をもたらすという夢を私はかなえられそうにない。
戦いに明け暮れて結婚をせずにここまで来たので、後継者は我がクランの中から一番若い子に任せるとしよう。
スタルジアのシビルを攻め落し、最後の領地であるヴァルノヴァポルの町も攻め落そうとした時、ヤナブは亡くなった。
相続人は21歳と若いIthicalaが選ばれた。
そして新しいカラルディアの王Ithicalaで再出発し、味方軍隊と手分けしてスタルジア領の全ての町や城を攻め落すことができ、これにてカラルディアを統一することができた。
長かった。
戦争によって両親を失い、この地に平和をもたらすため立ち上がったテケスムサアリとナザノス。その意志を継ぎ戦ってきたが、この国に平和をもたらすためとはいえ膨大な数の兵士や民たちが失われた。
礎となり散っていった命に報いるため、カラルディアが末永く平和な地となるよう精進し、カラルディアの女王としてこの地を統治していく・・・。
終わり。