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テケスムサアリのカラルディア統一日記 その2 Mount&BladeII Bannerlord

方向性を決める

私はテケスムサアリ。オートンガードで工房を買ったり、隊商を組んで商いを行うことで定期収入を得ることができるようになった。

訓練所を出た頃は未熟だったので兵士を20人程度しか雇えなかったが、多種の食料で兵士の士気を高く保ちながら様々な依頼をこなしているうちに管理スキルは100を超え、兵士も70人ほどまで管理できるようになった。

弟と妹も救出したのでそろそろ目標を立てたい。

帝国の農村で生まれ育ったが、村を焼かれて父親と母親も失ってしまった。そんな私が望むことは1つ。このカラルディアの地に平和をもたらしたい。そんな野望を抱いている。

そのためにはまず、自身が領有する領地を持ちたい。そこを起点として新しい国を立ち上げ、独立国家として他の勢力と戦い、カラルディアを統一するのが目標だ。綺麗ごとだけでは成しえない血塗られた道になるだろう。

領地を得るにはどこかの勢力の傭兵となり、国のために戦って信頼を得る。そして家臣にしてもらい再び国のために戦っていけば領地を与えてもらえるだろう。私は帝国出身なので北帝国、西帝国、南帝国の3つの中から選ぶとしよう。

南帝国の臣下になる

現在滞在しているオートンガードから一番近いのは南帝国。南帝国の支配者ラガエアに話をすれば傭兵にしてもらえないだろうか。ラガエアの居場所を調べると現在はフーザイト領の城エルズヌール城に滞在しているようだ。

なぜだろうと思ったが城で賄賂を払って門を開けてもらった。しかしラガエアは地下牢に囚われの身。どうやらフーザイトとの戦争で捕縛され、投獄されてしまったようだ。

牢屋に会いに行ってみたものの話すことを許可されていないと言われた。無駄足だったようだ。仕方がないのでラガエアが脱獄するか釈放されるまで待つことにした。

宝飾品を安く売っている町で買い、高く売れる町で売りさばいて利益を上げたりして数日が経過し、ラガエアが釈放されたという噂を聞きつけ追いかける。

セスタダイ城に滞在しているという情報を元に向かうも入れ違いでリカロンへ向かったようだ。リカロンに到着するもまたもや入れ違いで再びセスタダイ城へ。ラガエア部隊は移動しているのでなかなか追いつけなかったが、3日後に荒野で見つけることができた。

傭兵になるために話をしに来たのだが、町や村で困っている人を助けてきたことで名声が上がりクランランクも上昇していたので、傭兵ではなく臣下として働かせてもらえるようだ。

目的は領地を与えてもらい、その領地を基盤としてテケスムサアリ王国を築き上げること。領地を与えてもらうまではおとなしく臣下として働かせてもらおう。

臣下になったところで現在南帝国はフーザイトと戦争中。味方の軍に従軍して一緒に戦うのもいいが、負けてしまえば捕虜となって引きずり回される日々を送ることになる。

まずは自クランの兄ナザノスを隊長とする部隊を作り、その部隊を統合して小さな軍隊を構成してみようと思う。傭兵であれば自身が軍団長となって軍を発足することはできないが、私は臣下なので軍を発足することが可能だ。

味方部隊を自身が軍団長となる軍に引き入れるには影響力が必要。しかし臣下になったばかりなので影響力が10しかなく、大きな軍隊を構成することはできない。自クランで構成した部隊であれば影響力のコストを0で軍隊に引き入れることができるので、ナザノスの部隊を作って軍を構成した。

まだ資金が少ないので、ナザノスの部隊を立ち上げたことで赤字に転落してしまった。敵部隊と戦い、戦利品や捕虜を売って維持していかなくてはならない。

軍を指揮しているときは影響力が少しずつ増えていくので、影響力が数百貯まったら南帝国に属する味方部隊を引き入れ1000人を超える軍で敵の領地を落としに行くことができるだろう。それまでは無理をせず、数で上回る場合に限り、敵部隊と戦うとしよう。

準備ができたのでさあ戦おうと思いたったころフーザイトとの和議が成立し、今度はアセライとの戦争だ。南帝国領の町オニラと、アセライ領のダヌスティカの町に挟まれた村バラセムノス。

さっそく村を焼きに来たシラの部隊が。相手は125人の部隊に対し自軍は148人と微妙な戦力差。味方兵士は新人も多いので、勝利するにはもう1部隊軍に引き入れて数的優位を作らないと勝てそうにない。村が焼かれているがあきらめるしかない・・・。

とそこへ味方であるアバリトス軍がやって来た。シラの部隊は逃げていくので追いかけ、味方兵411人対シラ部隊126人の構図になったので簡単に勝てそうだ。臣下になって初めての戦闘。足を引っ張らないように存分に戦おう。

夜の戦闘なので視界が非常に悪く敵を見つけることが難しい。味方部隊には突撃指令を出し、味方の動きに合わせて必死に着いて行く。数的優位の状態なので騎兵隊が先に突撃し、乱れた敵陣を歩兵部隊が掃討していく。私は一人も倒すことができずまったく役に立たなかった・・・。これから場数を踏めば戦えるようになっていくだろう。

自軍の戦死者は13人。私の部隊は30人の敵を討ち、兄ナザノスの部隊も26人を討った。半数以上を私の軍の兵士たちが討った構図となった。

戦闘後、村を焼いたシラを捕らえることができたので捕虜とすることにした。町で身代金と引き換えに釈放すれば多額のお金を手に入れることができる。兵士の捕虜は売ればそれなりの資金になるし、戦利品も賊より高額な物なので売れば金になる。

捕らえたシラを町で身代金と引き換えに解放したころ突然の報告が。他の軍隊が北のウリクカラ城を攻略し、なんとその城を私に与えてくれたのだ。

なんとしてもこの城を守り抜かなければならないので、ウリクカラ城へ向かう。しかしその道中、敵の部隊に捕まり戦闘に、人数は五分五分だが敵の方が練度が高く負けてしまった・・・。兵を全て失い初の捕虜生活だ。

ウリクカラ城の運営

捕虜として引き回される日々が続いたが隙をついて逃げ出す。村や町を回って一から兵を集め直す。そして与えてもらったウリクカラ城へやって来た。まずはこの城を統治する人物を決める。兄のナザノスは統治者としての能力が高いが、部隊を率いて欲しいので候補から外し、アセライ人の有能なコンパニオンである黄金のジャミールに統治をしてもらうことにした。

しかしウリクカラはもともとスタルジア領の城であり文化もスタルジアなので、統治者や駐留部隊もスタルジア人で構成した方が忠誠心を落とさずに統治できるようだ。しかし都合のいい統治者がいなかったので、黄金のジャミールにまかせる。

この城はまだ発展途上なので様々な施設を建築していかなければならない。税収を上げるためには繁栄させなければならないので、隣接するスタルジアやフーザイト、北帝国などと戦争になった時には村を焼かれないように守り抜かなければ税収が減ってしまう。

お金を投資すれば施設の建築が早まるが、かなりの出費になるのでゆっくりと発展させていくことになるだろう。まずは民兵を増やして簡単に攻め落されないようにしなければ。

駐留部隊はこの城を守ってくれる部隊。攻められたときは戦い、城の警備もしてくれるので治安も良くなる。しかし多く配置すればそれだけ給料も増えるので、収入と相談しながら人数を決めないとすぐに赤字になってしまう。

必要以上にアップグレードして練度を上げた兵士を駐留させておくより、給料の安い下位の兵士を多めに駐留させておく方が良い気がする。質より量の方が重要だ。とりあえず給料が11の歩兵、弓兵だけを100人ほど配置して様子を見てみることとしよう。

兵士を集めたり隊商の護衛などの依頼をこなしてお金を貯めているとスタルジアから宣戦布告されてしまった。ウリクカラは真っ先に狙われる城だ。

急いでウリクカラ城へ戻るとすぐにスタルジアの500を超える軍隊が迫っていた。籠城し迎え撃つしかない。味方の軍は130、駐留部隊は110、民兵は75。315人の兵士で508の敵軍を迎え撃たなければならない。味方の援軍が助けに来てくれれば良いのだが・・・。

すっかり取り囲まれ後は攻められるのを待つばかり。一応迎撃兵器を建造しているが効果はあるのだろうか。そんなことを考えているとラガエア女王が700人の部隊で駆けつけてくれたので敵軍は城の包囲を解いて逃げた。

ラガエア軍と協力して追い詰め、944人対528人で数的優位を作り戦闘へ。私は5人の敵兵を討ったが負傷してしまった・・・。

味方の軍は212人の死者を出したが、敵軍の兵は350人の死者を出し、175人の捕虜、3人が脱走となって大きな勝利を収めた。そしてその足でウリクカラ城から近いタイアルという町を攻め落してもらい、そのタイアルも私に与えてもらった。

勝利をおさめさらにタイアルまで手に入れてしまったのはいいがすぐにスタルジアの新しい軍が迫り、追い打ちをかけるようにフーザイトからも宣戦布告。

さすがに守り切れないのでスタルジアとの和議をラガエア様に提案。日毎に1050もの貢物を支払うことになってしまうが、ウリクカラ城とタイアルを攻め落されるくらいならマシだろう。

スタルジアとの和平が成立し、現在戦争中なのはフーザイト。急いで駐留部隊の数を増やし、防備を固めなければすぐに攻め落されてしまうだろう。

だがフーザイトは猶予を与えてくれない。すぐにウリクカラ城が包囲され、味方の軍隊も遠方にいるので助けてくれそうにない。

防衛部隊は283人に対し、フーザイト軍は440と数では負けている。しかし攻める方は3倍ほどの兵士が必要なので、なんとか守れそうな気もするが・・・。

結局敵軍は包囲を諦めてくれた。遠くの味方軍隊がフーザイトの町を包囲したため、その町を守るため包囲を解いて防衛に向かったようだ。援軍が来てくれないので不安だったが、相手国の町を攻めることでも味方の町や城を守ることになるということを学んだ。

攻城戦

せわしなく和平と宣戦布告が繰り返される。自身が治めるタイアルとウリクカラ城の防備が整ってきたので、ここらで近隣の防備が薄い城を攻め落してみよう。

少し南のエピノサ城。この城は北帝国の領地だったが、現在はフーザイトが攻め落して領有している。アンプレラもフーザイトの領地になっているので、タイアルとウリクカラ城は所属する南帝国の領地から孤立している状態。まずは衛兵が71人しかいないエピノサ城を、兄ナザノスの部隊を引き入れた194人の兵士で攻め落してみよう。

・攻城戦で重要なのは、堅牢な正門を打ち破って味方兵士を壁の中になだれ込ませること。なので真っ先に建造した方が良いのは破城槌。そして壁を登って城へ侵入するための攻城塔も建造した方が良い。攻城塔は無くても梯子をかけることはできるので、敵衛兵が少ない場合は手早く攻め落とすため、あえて建造しないのも手。

・バリスタは遠距離から矢を発射できる建造物で、壁の上から弓で迎撃してくる厄介な弓兵にも少し有効。オナガーやトレビュシェットは城壁に穴をあけ、その穴から兵士をなだれ込ませることができる反面、城壁を壊すのは時間がかかるので、大量の食料を持参しての持久戦となる。あまり時間がかかると敵軍が防衛に来てしまうので、堅牢な防備でないかぎり建造しなくても攻め落せるだろう。

・また、攻城に夢中になって周りが見えておらず、いつの間にか敵部隊や敵軍が迫って逃げ場がないという状態にならないため、辺りに目を向けて警戒し敵軍が見えて勝ち目がないと思ったら素早く包囲を解いて逃げた方が良い。偵察のスキルが高ければ遠方の部隊を把握することもできるので、自身の偵察スキルが高くない場合、偵察スキルの高いコンパニオンを雇ってクラン画面から役割を偵察に設定すれば、危険を未然に防ぐ可能性が上がる。

敵部隊が迫り数で上回られこのままでは敗色濃厚なので、詰め寄られて戦闘になる前に攻め落そう。攻城槌を建造し終わったところで城攻め開始。

攻城槌が城門をこじ開けに行く。防備の整った城であれば迎撃兵器によって攻城槌が破壊されてしまうこともある。その場合は攻め落すのが難しくなってしまうが、梯子を登って城壁に上がり、城門を内側から開けることも可能。ただ、敵に迎撃されるので簡単ではない。

味方弓兵はバリケードに隠れながら城壁から迎撃してくる弓兵を狙撃してくれる。歩兵ばかりで構成しているとやられたい放題になってしまうので、軍隊の3分の1くらいは弓兵で構成したいところ。

防備が非常に薄かったので簡単に勝利を収めることができた。味方は59人の死者、敵軍は48人の死者で決着がついた。敵味方含めて兵士の質も死傷者数に影響を及ぼすので、精強な部隊で城攻めを行った方が良いが、給料も高くなるので今はまだ難しい。

医療スキルが高ければ死傷者の数を減らすこともできるので、自身の医療スキルが低い場合は医療スキルの高いコンパニオンを雇い、クラン画面から役割を医療に設定することで死傷者を減らせるかもしれない。

攻め落とした後、すぐに城を後にしても防備が手薄なのですぐに奪い返されてしまうこともある。なのでまずは城に留まり、駐留部隊を配置して防備を固めなければならない。

城の領主が決まった後、領有している貴族との関係が悪いと城を開けてくれないこともある。

攻め落したエピノサ城はすぐに敵部隊に包囲されてしまったが、味方部隊が到着し難を逃れる。攻められるのも時間の問題なので、早めに駐留部隊に寄付をして防備を整えてあげなければ、攻城した意味がなくなってしまう。

エピノサ城に兵士を提供し、防備を固めたところでふと気づく。過去アセライとフーザイトの町で工房を買って定期収入を得ていたが、敵対したときにすべて没収されてしまっていたようだ。

なので私が領有するタイアルで工房を買いなおした。定期収入が減るとかなり痛いので、赤字になってしまう前に改善をしなければ。

次に攻め落したいのはアンプレラ。この町は北帝国やスタルジア、フーザイトの領地と接するので取り合いになる重要な町。この町も衛兵が170人しかいない。

先ほどエピノサ城を攻略したので影響力が上がり、味方部隊を募って500人ほどの軍隊を形成し、アンプレラを攻め落す。

途中、450人ほどの敵軍からの横やりが入りヒヤッとしたが、返り討ちにして包囲を続ける。攻城槌で正門をこじ開けてしまえば簡単に攻め落すことのできる防備の手薄な町だったので勝利を収めた。

非常に重要な土地なのでしっかりと防備を整えて奪い返されないようにしなければ。それにしても大きな城塞都市だ。

南帝国から独立

奴隷商人に売られたが助け出した妹アレア。彼女も大人になり、戦場に立つ日がやって来た。兄ナザノスと比べるとまだ経験が浅く、これから有能な部隊の隊長になってもらうべく、隊に参加してもらいスキルを磨いてもらう。

そんなことを考えて私の部隊で経験を積んでいた矢先、敵部隊との戦闘により戦死してしまった。戦場なので死と隣り合わせだがさすがに早すぎる。比較的安全な城か町の統治を任せておけばよかったと後悔する憂鬱な日々。弟ファソスが大人になったらもっと大切にしてあげよう。憂鬱だ・・・。

今は戦いに明け暮れているが、南帝国の領地は徐々にフーザイトに奪われている。私は領有するタイアルとウリクカラ城、その近辺にある村を守ることで精いっぱいだ。そろそろ独立を考えても良いのだろうか。

・軍隊を組んだり、他の貴族が立ち上げた軍隊に参加していない状態でクラン画面から「王国を離脱する」を選択し、領地を領有したまま去れば独立することができる。しかし南帝国と敵対することになってしまうので、今の戦力で守りきれるのだろうか。良く考えなければ。

私が領有するタイアルやウリクカラ城の近辺には、フーザイトのディナール城やスタルジアのウラジブ城がある。兄ナザノスとコンパニオンの部隊を統合した350人ほどの軍隊であれば、城を攻め落すことは可能だ。

しかし私はタイアルとウリクカラ城を領有しているので、おそらく他の貴族が領主に選ばれるだろう。独立をするのであれば近場の城は領有したいので、南帝国の臣下として2つの城を攻め落し、その状態で独立をして南帝国と敵対した後、もう一度ディナール城やウラジブ城を攻め落せば、私の領地とすることもできそうだが・・・。

グダグダしていても仕方ないので、タイアルとウリクカラ城に駐留できるだけの兵士を集める。資金が足りないのでしばらくは赤字になってしまうと思われるが、敵の部隊を倒して捕虜や戦利品を売って100万ほどのお金を貯めてあるのでしばらくは耐えられるだろう。

町や村で困っている人物を助けてあげれば兵士を多く雇えるようになるので、タイアルや近くの村でできるだけ多くの兵士を集められるように準備をしておかなければ。そして税収は兵士を維持しておくため非常に大事なので、町や村を発展させて収入を増やすことも並行して行っていく。

南帝国には世話になったがフーザイトからの侵攻で厳しい情勢。独立をするならいいタイミングな気がするので、次はいよいよ独立をしてみよう。

続く。